鉄道局とJICA専門家チームは、鉄道需要予測モデル構築のための交通調査を視察しました。
2022年10月21日、鉄道局とJICA専門家チームは、M-MAP2策定に向けた交通調査の視察を共同で行いました。本調査では、移動手段として鉄道を選択する理由、公共交通サービスに対する認識、交通ハブへのアクセス、COVID-19禍の交通行動の変化等についてのインタビューを実施しました。
午前中は、Charan13駅において、以下の3つの調査の実施状況を確認しました。駅のプラットフォームでは、鉄道利用者の移動行動を把握するために、鉄道経路選択調査と、駅アクセス調査を実施し、駅の下にあるバス停では、駅周辺の住民や通勤者の手段選択の実態を把握するために、代表手段選択調査を実施しました。
午後は、バンコク旧南部バスターミナル(ピンクラオ・バンターミナル)で、交通拠点調査の視察を行いました。交通拠点調査は、このバスターミナルからバンコク首都圏外に移動する利用者を対象としています。
一連の調査は2022年11月中に終了し、これらの調査結果を元に、鉄道需要予測モデルを構築し、バンコク首都圏の都市鉄道に関する政策の評価を行うことを想定しています。
Charan13駅で視察を行うDRTとJICA専門家チーム
Charan13駅に隣接するバス停でのインタビュー調査
旧バンコク南バスターミナル(Pin Klao Vanターミナル)での調査の様子