キンシャサ市都市交通マスタープラン(PDTK)実施促進プロジェクト

Project for Capacity Development for the realization of the Urban Transport Master Plan in Kinshasa City / PDTK

実施中案件

国名
コンゴ民主共和国
事業
技術協力
課題
運輸交通
協力期間
2021年9月~2025年8月

プロジェクト紹介

コンゴの首都キンシャサ市は、2050年には2,500万人~3,500万人規模のアフリカ最大都市となることが予測され、多様な産業の成長の核としての役割に加え、国内の交通・物流においても重要な役割を果たすことが期待されています。しかし、市街地への極度の人口集中、長年の内戦や政情不安による交通インフラの未整備及び不十分な維持・管理のため、交通需要に対してインフラ供給や輸送力が追いついていません。このような中、日本は「キンシャサ市都市交通マスタープラン策定プロジェクト(PDTK)」において、2040年を目標年次とした都市交通マスタープランの策定し、鉄道、BRT、バス及びパラトランジット、道路、交通管理、交通安全、水上交通、組織及び財務体制強化の8分野117のプロジェクトが提案しています。しかし、同市では、提案されたプロジェクト実現にあたり、いくつかの主要な課題を抱えています。この協力は、都市交通マスタープランの実施促進・モニタリング体制の確立及びインフラ建設のための都市開発管理能力強化、公共交通のオペレーション・サービス改善を行うことにより、PDTKに基づく都市交通分野における行政の管理体制・能力強化を図り、PDTKに基づいた都市交通政策の実施に寄与します。

協力地域地図

キンシャサ市都市交通マスタープラン(PDTK)実施促進プロジェクトの協力地域の地図

事業評価

協力現場の写真

  • 郊外部を結ぶ幹線道路(ルムンバ大通り)の様子 

  • 市内の目抜き通り(6月30日大通り)と近年整備されたフライオーバー 

  • オート三輪が主体的な郊外部の幹線道路(大学通り)の様子 

  • 郊外部の未舗装の幹線道路(エレンゲッサ通り)の様子 

  • 現地企業が開発したロボット信号機 

  • 急速に郊外に拡大する都市域のスプロール(セレンバオ区) 

  • キックオフミーティング開催時の様子 

  • マスタープラン実施セミナー開催時の様子 

  • 投資セミナー開催時の様子 

関連情報