短期在外研究員(短期専門家)派遣

2月16日から22日にかけて、東北大学の久保田健吾先生が博士課程後期の浦崎幹八郎さんを率いて、コンケン大学とカセサート大学で活動しました。久保田先生はプロジェクトのG4を担当し、特にウキクサを使ったバイオ燃料に関して研究しています。

コンケン大学では、これまでに得られたデータについてDr. Pairaya Choeisaiと打合せを行いました。また、澱粉工場を視察し、廃水処理プロセスを見学するとともに、今後の研究の展開を協議しました。
カセサート大学では、G5との協働の可能性についてDr. Chart Chiemchaisriと意見交換しました。さらに、プロジェクトの他グループも訪問し、それぞれの研究テーマについて理解を深めました。

派遣期間中、タイを研究訪問されていた鹿児島工業高等専門学校教授の山田真義先生と長岡技術科学大学博士後期課程の三輪徹さんに、久保田先生からプロジェクトを紹介する機会も得ました。

補足:本プロジェクトは以下6つのリサーチグループで構成される。
G1:DHbRC(Duckweed Holobiont Resource & Research Center) の創設、G2:ウキクサホロビオントコレクションの創出、G3:共生システムの解析と制御、G4:ウキクサ活用技術開発、G5:ウキクサ水処理システム、G6:BCG経済実現に向けた社会実装

コンケン大学にて

コンケン大学にて

左から:三輪さん、山田先生、 Dr. Pairaya、久保田先生、浦崎さん

カセサート大学にてDr. Chartと

カセサート大学にてDr. Chartと