Pham Expo 2025
2025年8月1日から3日までバンコク市内プラトナム地区の商業モールにて、タイで初めてWolffia(ウキクサの一種)の展示会である“Pham Expo 2025: From Local Superfood to Future Green Economy”が開催されました。
Pham Expo 2025
Dr. Arinthip の講演
タイ商工会議所とスラナリー工科大学が主催したこの展示会はPham(Wolffiaのタイ語)の食品としての栄養価、生産性、環境の持続可能性及び機能性食品への応用可能性の紹介と関連商品の宣伝を目的としています。講演会、食品イノベーションに関する展示、試食、新製品紹介などで構成されたプログラムには研究者、企業家、農家、そして消費者からたくさんの関心が寄せられました。当日は30を超える展示ブースが出店し、一般からも大勢の参加がありました。
本プロジェクトからもDr. Arinthip Thamchaipenet と Dr. Suvimol Charoensiddhiが登壇し、それぞれWolffiaの生物学研究と生物循環グリーン経済モデルでの可能性及びWolffia食品の健康への恩恵について講演しました。同じくDr. Metha Meetamはパネルディスカッション「新タンパク資源、Wolffia」のモデレーターを務めました。さらにプロジェクトのメンバー企業であり大規模なWolffia栽培のパイオニアとして知られるADGreenfarmはこの機会を通じてWolffia栽培や製品開発の知見を来場者と共有しました。
注:Wolffia(ウキクサの一種。食用になる)
Dr. Suvimolの講演
会場の風景
モデレーターを務めるDr.Metha(右)