タイの道路橋視察、倉庫建設現場とコンクリート道路舗装現場の視察、生コンクリート工場見学

研究代表者の佐藤教授以外の日本側研究チームメンバーはタイへ来訪した機会が多く無く、タイの道路橋の損傷・道路の施⼯の実態を正しく把握する必要性があった。そこでJCC開催時期を利用し、全員が共通の認識を持ち、そこで得られた知⾒を各々の研究に活かすことを⽬的に、日本から来訪した大学教員、参画企業等18名を含む計30名で、経年劣化したシラチャ地区の5つの道路橋視察と、大型倉庫建設現場とコンクリート舗装現場の見学、タイの生コンクリート工場見学を2022年8月30~31日に実施した。
視察した道路橋はいずれも建設から25年以上経過した橋梁で、内2つの橋梁は日本ではすぐに補修すべきレベルで、日本では実態を確認し難い顕著な劣化状況が視察でき、日本からの参加者は非常に興味深く損傷箇所を確認する事が出来た。参画企業の鹿島道路の現地法人の案内による現場視察では、日本と全く異なる人海戦術でのコンクリート道路舗装やタイの生コンクリート工場の実態を見学でき、今後のプロジェクト活動に於いて大変参考になる情報が得られた。

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