About Machine Translation

This site uses machine translation. Please note that it may not always be accurate and may differ from the original Japanese text.
This website uses a generative AI

第2回合同調整委員会(JCC)開催

2024年1月10日、プロジェクトの第2回合同調整委員会(JCC:Joint Coordinating Committee)がバンコクにて開催されました。JCCとは、日本側と相手国側の関係者から構成される委員会で、プロジェクトの進捗状況や実施上の問題点を協議し解決策を図る、原則年1回開催される重要な会議です。

タイ側からの出席者はDepartment of Highway(略称DOH, 運輸省道路局)、カセサート大学、チュラロンコン大学から計25名が参加し、JICAタイ事務所からは川辺次長を含む3名、プロジェクトの日本側参画組織として、早稲田大学、関西大学、日鉄ケミカル&マテリアル、鹿島道路、共和電業、ヒカリから計42名、全体として67名が参加しました。

開会の挨拶に続き、日本側研究代表者の早稲田大学 佐藤教授から当プロジェクトを円滑且つ効果的に運営するための手段として、過去数ヶ月JICAとも協議の上、カセサート大学を教育と訓練の拠点、チュラロンコン大学を研究の拠点としてそれぞれ位置づけ、プロジェクト・ダイレクターを両大学で任命する方針が説明された。それに伴い、プロジェクト・ダイレクターであるカセサート大学のDr. Wanchaiに加え、Dr. Phoonsakをチュラロンコン大学でのプロジェクト・ダイレクターとして招聘したい旨発表され、JCCの場で承認されました。

続いて、タイ側の発表として、DOHのMr. Nanthawoot、DOHのMr. Wanpiya(北大の西村教授指導で博士課程に就学中)、カセサート大学のDr. Panyawut及びカセサート大学のDr. Supasitからそれぞれ当SATREPSプロジェクトの研究に関する発表がなされました。

日本側研究代表者の早稲田大学 佐藤教授は、道路と道路橋に関する信頼性向上という当プロジェクト目的について言及し、そのために道路と道路橋に関する安全性と信頼性の向上、及び従事する関係者の能力向上が必須であり、それ故、システム、技術、教育という3つのキーワードで示される点が重要であると強調し、それぞれについて具体的にどの様な対応が必要か説明しました。

最後に、閉会の挨拶としてJICAタイ事務所の川辺次長から、当プロジェクトが担うタイのインフラ整備への貢献について大いに期待する旨発言があり、無事JCC会議を終了する事ができました。

【画像】

【画像】

【画像】