日本側研究者のインドネシア出張(ゴム農家、ゴム加工企業訪問等)

2023年9月11日から23日にかけて、日本側プロジェクト研究者の長崎大学大学院水産・環境科学総合研究科大田真彦准教授がインドネシアに出張しました。

9月12日にプロジェクトメインサイトであるインドネシアゴム研究所(IRRI)センバワ研究所にて社会経済分野の研究者と全体計画について協議をした後、同研究所近郊バニュアシン県及びそこから約200km離れたムアラエニム県のゴム農村10か所を訪問しました。各農村では、10名前後のゴム農家からゴム収穫や価格の状況について聞き取りを行いました。同時に、本訪問に同行したインドネシア大学(UI)のプロジェクト研究者よりゴムノキ葉枯れ病についてゴム農家に説明を行うとともに、ゴムノキ葉枯れ病の進行状況についての情報提供をお願いしました。

また、9月13日には、パレンバン市内にて、日本企業が出資する関連ゴム加工企業PT. Aneka Bumi Peratama(ABP社)を訪問し、現在、同社が独自に実施しているゴム農家に対する支援活動の説明を受け、本プロジェクトとの協業の可能性について意見交換を行いました。

ゴム農家との集合写真

ゴム農家との集合写真

村人に対するゴムノキ葉枯れ病の説明

村人に対するゴムノキ葉枯れ病の説明

ゴムノキ葉枯れ病の様子

ゴムノキ葉枯れ病の様子

ABP社での意見交換

ABP社での意見交換