プレジデンテ・ニコラウ・ロバト国際空港整備計画
The Project for the Improvement of Presidente Nicolau Lobato International Airport
実施中案件
- 国名
- 東ティモール
- 事業
- 無償資金協力(贈与契約(G/A))
- 課題
- 運輸交通
- 贈与契約(G/A)締結(供与期限)
- 2023年2月
- 供与額
- 49.01億円
プロジェクト紹介
東ティモール民主共和国の首都空港・国際空港であるプレジデンテ・ニコラウ・ロバト国際空港(ディリ空港)は、国際定期便が運航されており、利用者数は年々着実に伸びています。しかし、滑走路末端安全区域や着陸帯等の空港基本施設が国際民間航空機構(ICAO)の基準を満たしていないのに加え、管制塔の高さ不足のために滑走路東端を視認できないなど、安全性向上が喫緊の課題となっています。また、現在の滑走路は1,850mのため航空機材によっては重量制限が必要な状況であること、照明施設が壊れているために夜間の離着陸ができない等の制限もあります。
本事業は、ディリ空港において、旅客ターミナルビル等の建設等を行います。これによって、同空港の利便性・安全性の向上及び将来的な航空需要の増加への対応を図り、もって当国の持続的経済成長を目指します。
① 事業の目的
本事業は、当国の首都空港・国際空港であるディリ空港において、旅客ターミナルビル等の建設等を行うことにより、同空港の利便性・安全性の向上及び将来的な航空需要の増加への対応を図り、もって当国の持続的経済成長に寄与するもの。
② 事業内容
1)施設、機材等の内容
【施設】(日本側負担)国際旅客ターミナルビル等。
(東ティモール側負担)同ターミナルビルの一部仕上工事等
【機材】(東ティモール側負担)空港保安検査機材一式(旅客ターミナルに設置)、搭乗橋、手荷物搬送システム等。
2)コンサルティング・サービス/ソフトコンポーネントの内容詳細設計、入札補助及び施工監理