灌漑稲作振興のための農業水利整備公社機能強化計画
実施中案件
- 国名
- ニジェール
- 事業
- 無償資金協力(贈与契約(G/A))
- 課題
- 農業開発/農村開発
- 贈与契約(G/A)締結(供与期限)
- 2019年10月~(2019年10月~2023年10月)
- 供与額
- 11.94億円
プロジェクト紹介
ニジェールは約2,150万人の人口を擁し、国土面積の約3分の2がサハラ砂漠とされています。そのため、基幹産業である農業のほとんどは短期間かつ不規則な降雨に頼る天水農法であり、雨季作の穀物(トウジンビエ等)は1年間の世帯消費量を賄えておらず、食料増産が急務となっています。このような状況の下、同国政府は、ニジェール川沿いの既存の灌漑水田である農業水利区の修繕・維持管理に加え、新たな水田開発適地における灌漑農地の開発を通じて、コメ生産を推進しようとしています。本協力は,農業水利整備公社において、灌漑農業基盤整備・維持管理に必要な機材を整備することにより、同公社の機能強化を図り、コメ等の農作物の生産拡大を通じて灌漑農業に従事する農民の生計向上及びニジェールにおける農村開発を通じた食料安全保障の達成に寄与します。