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【Vol.6】水資源地図の研修を全国で実施しています(2024.10.3)

バングラデシュでは、飲料水の水源として地下水と表流水が利用されていますが、全国的に地下水に砒素が含まれている他、過剰な汲み上げによる地下水の低下、排水混入による水質汚染(地下水・表流水共に)等が顕在化されつつあります。

水資源地図は、DPHEが給水施設を建設する際に水源を適切に選定するために非常に有効なツールとして前フェーズの技術協力で作成を支援しました。

本プロジェクトでは、実際の業務での活用強化を進めるためにDPHEの水理地質技術者を中心とした指導者養成研修を実施し、彼らによる地方職員への研修が全国で展開されています。研修前後には、水資源地図の確認テストが行われ、研修員全員が理解度を向上できていることが報告されています。

変化し続ける水資源の状況を把握するためには定期的な調査が重要ですが、バングラデシュでは飲料水用水源という観点で河川調査が実施されていません。そのため、プロジェクトで水資源地図の更新を目的とした河川水質調査をDPHE職員と共に実施しました。今後は、DPHEによる河川水調査の実施体制の整備が望まれます。

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DPHE職員による水資源地図研修の様子

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プロジェクトチームとDPHE職員による河川水質調査の様子