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Peer Reviewプログラムがフィリピン保健省主催により開催!

2025年9月9日‐12日、フィリピン保健省主催によるPeer Review プログラムが実施されました。2023年にタイ保健省及びNational Institute for Emergency Medicine(NIEM)がARCHプロジェクトとともに本プログラム構築のために開催した試行Peer Review プログラムに続き、フィリピンが最初の実施国となります。

本プログラムは、災害保健医療に係るASEAN首脳宣言(ASEAN Leader’s Declaration on Disaster Health Management:ALDDHM)を実施するための行動計画(POA-ALDDHM)における優先課題3に関連し、POA-ALDDHM達成をサポートするARCHプロジェクトのアウトプット2「災害健康管理(DHM)の枠組みや概念が国および地域法制度に統合される」の主要活動として提案されている『AMS間の相互学習と知見共有の促進、及び各国災害保健医療促進に関わる戦略、政策、教育制度等のPeer Review』をプログラム化し実践するものです。

フィリピンは、ARCHプロジェクトによる本プログラム提案時より2025年の実施を表明しており、計画的に準備を進めてきました。フィリピンが提案したピアレビュー・プログラムは、ASEAN加盟国(AMS)の代表者とともに、相互学習を深めることを目的としたものです。レビューの対象には、POA-ALDDHM で示された7つの国別目標に加え、フィリピンが特に重視する2つのテーマ(Mass Casualty Management (MCM)システムと情報報告(管理)システム)も含まれています。
ASEANの中でも災害リスクの非常に高い当国にとって、災害医療各領域での能力開発は優先の高い課題であり、特に、国際EMT(Philippine Emergency Medical Assistance Team:PEMAT)設置に関しては、国外の災害対応のみならず国内での災害対応も行われることを前提として戦略的に開発努力を続けてきました。

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本プログラムの目的

レビュー項目

1. POA on ALD-DHMに定められた国別目標

2. フィリピンによる関心領域

ASEAN各国における

スケジュール

Day Date Activity
1 Sep 9 Overview of the disaster management situation in the Philippines and the status of the 7 National Targets of the POA-ALDDHM
2 Sep 10 Observation tour:
  1. the PEMAT warehouse (Dr. Jose N. Rodriguez Memorial Hospital and Sanitarium)
  2. the Health Emergency Management Bureau of the Department of Health
3 Sep 11 Experience sharing session
  1. MCM
  2. Information Management System
  3. JDR I-EMT Type 2
4 Sep 12 SWOT Analysis + Discussion for recommendations
Debriefing on Peer review with recommendations

1日目

フィリピン保健省担当者による国別目標7項目達成状況の発表と質疑応答

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メインファシリテーターでARCHプロジェクトPWGメンバーのMs. Janiceと学術活動の代表であるMs. Malia

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AMS各国参加者

2日目

この日は、2か所の見学訪問を実施しました。

1. PEMAT拠点見学

2024年にWHOによるI-EMT認証を受けた3つのチームの内、今回は、「PEMAT Metro Manila」の拠点、Dr. Jose N. Rodriguez Memorial Hospital を訪問見学し、病院職員での医療チームのロースター機能や資機材管理をなどについて学びました。彼らは我々見学者に対しホスピタリティを持って対応し、医師のみならず、看護師、ロジスティックス担当者のどなたに質問しても非常に明確な返答をしている姿が印象的でした。また、PEMAT はインターネットに頼らない独自の情報管理システムを構築しており、既に海外での医療対応でも運用され実績を重ねています。国独自の開発及び実務運営手法を学べるのも、このPeer Reviewプログラムの強みです。

2. フィリピン保健省Health Emergency Management Bureau(HEMB)訪問

午後は、ARCHプロジェクトのフィリピンのカウンターパートでもあるHealth Emergency Management Bureauを訪問し、災害管理室などを見学しました。また、大変光栄なことに現保健大臣Dr. Teodoro J. Herbosaとの接見が叶い、フィリピンにおける災害保健医療政策推進についての見解を伺いました。

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Dr. Jose N. Rodriguez Memorial Hospital

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PEMAT情報システムについて説明するEMTメンバー

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院内の機能について見学

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HEMB内にある危機管理センター

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フィリピン保健省大臣 Dr. Teodoro J. Herbosa(中央)

3日目

AMS及び日本におけるフィリピンの関心領域(MCM、情報管理システム、及びJDR Type2チーム)関する経験共有セッションを行いました。本セッションのフィリピンからの提案は、Peer Reviewプログラムがホスト国と参加国双方向の経験共有及び相互学習を体現しており、参加国も自らの現状を改めて振り返る機会になっているとも言えます。

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MCM発表(マレイシア)

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甲斐国内支援委員による日本MCM発表

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情報管理システム(日本)

4日目

前日までの全セッションを経て、ホスト国とAMS関係者によるフィリピンPOA-ALDDHM国別目標に対するSWOT分析(強み、弱み、機会、脅威の分析)を行いました。更なる開発に向けたASEAN各国参加者による有意義な協議がなされ、フィリピンのみならず、自国に持ち帰る良い刺激を受けたAMS参加国もあったのではないでしょうか。

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SWOT分析グループワーク

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グループを代表して協議結果を発表(ラオス)