カラウルン流域のカウンターパートを対象としたCBNRM研修を実施しました

2024年3月、プロジェクトの対象4流域の1つであるカラウルン流域のアイナロ県、マヌファヒ県の森林局および県農業局のカウンターパート40名を対象に各県で3日間の研修を行いました。

研修では、プロジェクトで普及展開する住民参加型天然資源管理(CBNRM: Community-based Sustainable Natural Resource Management)の概念や手法、プロジェクトの実施に不可欠なカーボンオフセット、ファシリテーション技術、ジェンダー活動計画などのテーマを扱い、活発な議論が行われました。

3日目に予定していた先行事業の現場視察は、雨季でアクセスが悪いため、ビデオ上映に切り替え、現地と電話で繋いで交流を行いました。研修講師は、中央のカウンターパートが担い、中央-地方間の技術移転も根付き始めています。

本研修へ参加した県職員たちの現場での活躍に期待が高まります。

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中央政府カウンターパートによるファシリテーション

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研修修了書授与式の様子