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エルメラ県/リキサ県のカウンターパートを対象としたリフレッシュセミナーを実施しました

2025年6月、プロジェクトの対象県であるエルメラ県とリキサ県で、県カウンターパートを対象にリフレッシュセミナーを実施しました。県カウンターパートに対しては、これまでプロジェクト開始時に3日間のCBNRM研修(Community-based Sustainable Natural Resource Management:住民参加型天然資源管理)と、植林や農業支援などを行う現場活動の開始前にフォローアップ研修を実施してきました。

当セミナーは当初、CBNRMの理解度を促進するための研修を行う計画でした。しかし、プロジェクトも中盤に差し掛かり、今後は地方森林局および農業局の主体性をより高めていく必要があることが、関係者の間で認識されていました。そこで、カウンターパート自身が各県の活動状況を関係者に対して発表することで、彼らのプロジェクトに対するオーナーシップを高め、CBNRMの理解度を向上させることにしました。両県ともカウンターパートの中からファシリテータ(MC)と発表者を選出し、発表者はこれまでの活動内容、進捗、課題や課題解決への方策、提言をパワーポイントで取りまとめ、発表しました。

セミナーの最後には、これまでのカウンターパートの貢献をたたえるとともに、今後より積極的に現場活動を展開してもらうために、優秀賞(Excellent Award)の表彰を行いました。プロジェクト活動への参加率の高さやNGOとよく連携が図れているかなどを基準に、優秀者(上位3名)を選定しました。受賞者からは「大変うれしい。自分は若く現場経験も少ないのでJICAの活動に参加することで新しい経験ができる」「このプロジェクトの活動に参加することで、森林官としての従来業務も遂行できるため、充実感を感じている」などの声がありました。今後の現場活動でもモチベーションを維持できるように、引き続き彼らの現場活動への参加状況のモニタリングを続けていきます。

カウンターパートによる発表

優秀賞表彰の様子