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第3回本邦研修を実施しました

2024年5月16日から29日にかけて、日本にて第3回本邦研修を実施しました。

本研修は、日本における生活習慣病の予防対策の取り組みや多セクター間の連携を学び、フィジー共和国(以下、フィジー)における国家レベルでの取り組みや法制度整備を促進するために実施されました。研修には、フィジー保健医療サービス省の次官および北部地方保健サービス所長をはじめ、雇用・生産性・職場関係省、人事省、首相府、フィジー商業・雇用連盟、フィジー人材研究所など多様な機関、組織から、生活習慣病政策への高い関心を持つ計9名が参加しました。

研修では、厚生労働省、農林水産省、経済産業省、愛媛県碧南市、女子栄養大学、岐阜大学等の専門家を講師に迎え、国家および自治体レベルでの健康推進戦略、食育推進、健康経営、健康教育の実践事例について学びました。民間セクターからは、日本工営ビジネスパートナーズ株式会社における職場健診の見学・体験を通じて、特定保健指導や健康経営の具体的な取り組みを視察しました。株式会社グリーンハウスでは、スマートミール®基準に基づいたオリジナル弁当を試食し、日本の食産業における健康経営推進の実例を学ぶことができました。さらに、フィジーでは生活習慣病に罹患した人々の中に、救命措置を施す間もなく亡くなるケースが多く見られることから、一般社団法人ConnectingWorldsによる救急救命講習も実施されました。これらを通じて、政府による施策や省庁間連携、省庁と民間セクターの連携、企業による生活習慣病予防対策における実践的な取り組みについて、包括的に学ぶことができました。

研修の成果として、今後の活動に向けたアクションプランが策定され、今後は保健医療サービス省に限らず、他省庁、民間企業、NGO等との連携を深めながら、フィジー国内での生活習慣病対策を推進していくことが発表されました。

本プロジェクトでは、引き続きフィジーにおける生活習慣病対策の強化に向けた支援を行ってまいります。

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特定保健指導に係る講義の様子(女子栄養大学 津下教授)

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職場での巡回健診体験の様子(日本工営ビジネスパートナーズ株式会社)

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健康教育授業体験の様子(岐阜大学 近藤名誉教授)

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健康イベント体験の様子(株式会社グリーンハウス)

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アクションプラン発表の様子

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研修修了後の様子