プロジェクトの最終セミナーが開催されました。
2026年2月27日、プロジェクトの最終セミナーが開催され、フィジー政府関係者、医療従事者、民間企業、大学、国際機関、大洋州諸国の保健セクター関係者など約100名が参加しました。セミナーでは、JICAフィジー事務所長による開会挨拶に続き、保健大臣による基調講演が行われ、フィジーにおける非感染性疾患の深刻な状況を踏まえ、予防や早期発見の強化と、多分野が連携した対策の重要性が強調されました。プロジェクトの成果報告の後、地方保健事務所や保健センターによるウェルネス推進システム(Wellness Promoting System)の取組事例や、省庁および民間企業における健康増進活動(Health Promoting Workplace)の実践事例が共有され、生活習慣病対策をマルチセクターで進める重要性が確認されました。
また、トンガおよびキリバスの保健省、世界保健機関(WHO)、フィジー国立大学などを交えたパネルディスカッションでは、太平洋地域における非感染性疾患対策の課題や、各国の取組の共有、今後の連携の可能性について活発な議論が行われました。
最終セミナーでは、これらの成果をフィジー国内および太平洋地域の関係者と共有するとともに、プロジェクトで構築された制度や研修パッケージを保健省の制度として定着させ、今後も持続的に活用していく方向性が確認されました。こうした取組を通じて、フィジーおよび太平洋地域における生活習慣病対策のさらなる強化が期待されています。
※今回のセミナーについて、Fiji Timesに記事が掲載されました。(Controlling NCDs in Fiji)
保健省大臣による基調講演
プロジェクト成果の発表
雇用・生産性・職場関係省による発表
フロアディスカッション