河川流域機関実践的水資源管理能力向上プロジェクト
Project on Capacity Development for RBOs in Practical Water Resources Management and Technology
終了案件
- 国名
- インドネシア
- 事業
- 技術協力
- 課題
- 水資源・防災
- 協力期間
- 2008年7月～2011年7月
プロジェクト紹介
インドネシアは、水資源管理の遅れから、農村部や都市部での水不足など、水に関する問題に直面していました。このため、水資源法が制定され、流域ごとに水資源を管理することで国内の水資源管理を強化することとなり、同法に基づき、国内各地に河川流域を管轄する河川流域機構（RBO）が設立されましたが、人材不足や組織能力の不足等を要因として、期待された役割と責任を十分に果たすことができずにいました。
本事業は、能力向上計画の策定、能力向上活動の実施と定期的な評価を実施することにより、総合水資源管理に関する河川流域機関（RBO）の能力向上を図りました。これをもって総合水資源管理にかかるRBOの能力が構築された能力向上枠組みを通じて、継続的に強化されました。
【上位目標】
河川流域機関（RBO）の実践的水資源管理の実施能力が流域レベルで強化される。
【プロジェクト目標】
河川流域機関（RBO）が流域管理を行うための実践的な能力を水資源管理技術普及ユニット(DUWRMT)によって強化する体制が確立される。
【成果】
成果 １
DUWRMTがRBOの研修を行うために必要な能力を備える。
成果 ２
RBOが必要とする水資源管理に関わる優先分野のガイドライン／マニュアルが整備される。
成果 ３
DUWRMTが河川流域機関（RBO）に対して行う水資源管理についてのカウンセリングの仕組みが構築される
協力地域地図
