公共インフラ強化のための気候変動・リスク管理戦略局支援プロジェクト
The Project for Capacity Development of the Department of Climate Change Adaptation and Strategic Risk Management for Strengthening of Public Infrastructure in El Salvador
終了案件
- 国名
- エルサルバドル
- 事業
- 技術協力
- 課題
- 運輸交通
- 協力期間
- 2012年1月~2015年1月
プロジェクト紹介
エルサルバドルは、その地理的な条件により、ハリケーン、熱帯低気圧、地震、火山活動等、各種の自然災害の影響を受けやすい国です。こうした自然災害は、人的被害をもたらし、橋梁や道路、排水施設等のインフラにも大きな被害が生じ、人々の生活や経済活動に大きな影響を及ぼしています。
エルサルバドル政府は、災害後の復旧への対応に比べ、災害を未然にふせぐ取り組みが十分でないことを課題として、気候変動・リスク管理戦略局(DACGER)を設立しました。DACGERは、既存の公共インフラに見られる脆弱性を特定し、危険箇所を継続的に監視する役割を担っています。しかし、インフラの防災強化や災害発生時の被害調査・復旧を効果的に進めるためには、更なる体制強化が必要でした。
本事業は気候変動適応策に位置づけて実施され、エルサルバドル国内において、インフラ強化事業が推進される体制整備、自然災害発生時の被害調査および緊急復旧作業の実施体制整備、さらに国内の公共インフラ建設に関わる技術者育成のための体制整備を行うことにより、気候変動・リスク管理戦略局の能力強化を図り、もって公共インフラの災害適応力の強化に寄与するものでした。これにより、エルサルバドル国内の公共インフラの防災強化に関する中・長期計画の適時の更新、災害発生時の被害調査や緊急復旧の迅速化等が期待され、エルサルバドルの防災能力の向上を目指しました。
【上位目標】
公共インフラの災害適応力が強化される。
【プロジェクト目標】
公共インフラの災害適応力を強化するため、気候変動・リスク管理戦略局の能力が強化される。
【成果1】
DACGERが、公共インフラ(斜面保護、橋梁、河川構造物、都市排水)の防災強化に関する提案を行い、優先順位に基づいた適切なインフラ強化事業がMOPにより推進される体制が構築される。
【成果2】
自然災害の発生に際し、公共インフラ(斜面保護、橋梁、河川構造物、都市排水)に関する迅速かつ適正な被害調査、緊急復旧作業を実施する体制が構築される。
【成果3】
国内の公共インフラの災害適応力強化に関し、技術者育成のための体制が整備される。
協力地域地図

