気候変動への強靭性強化のための統合的沿岸生態系管理能力向上プロジェクト

パラオは700以上の島々から構成され、沿岸域にはサンゴ礁やマングローブ林等の貴重な生態系が分布しています。しかし近年、開発や漁業、観光等の影響に加えて、気候変動による海面上昇や水温上昇等による危機に晒されています。
本事業は、関係者の参加による沿岸域生態系の協働管理体制、マングローブ生態系および土砂流出・堆積のモニタリング体制を構築するとともに、関連する広報・教育・普及啓発（CEPA）を強化することにより、統合的沿岸域生態系管理に係る能力向上を図ります。もってパラオにおいて沿岸域生態系サービスが持続的に提供され、気候変動による負の影響に対する強靭性の強化を目指します。