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他仏語圏アフリカ諸国への経験共有ワークショップを実施しました

他仏語圏アフリカ諸国への経験共有ワークショップを2024年7月と10月にオンラインで開催しました。このワークショップは、プロジェクトが終盤となり、これまでの活動を通して改善されたセネガルにおける看護・助産教育の臨地実習に関するグッドプラクティスの共有や他国の課題共有とそれに対するアクションプランの作成を目的としています。第1回ワークショップは、2024年7月29日から31日に開催しました。1日目は、AQSISプロジェクトおよび、同分野の支援をセネガルにて行っている米国NGO IntraHealthのClassroom to Care (C2C)プロジェクトの活動報告を行いました。2、3日目は、参加した11カ国(ベナン、ブルキナファソ、ブルンジ、コートジボワール、ギニア、マリ、モーリタニア、ニジェール、トーゴ、コンゴ民主共和国、ガボン)の課題およびアクションプランの発表が行われ、その後、活発な議論が行われました。課題として、養成校と保健医療施設の調整不足、過剰な学生の受け入れによる学習効果の低下、教員や指導者の指導力の不足、教材の不足などセネガルと同様の問題が挙げられました。それに対して、調整のための協議枠組みの設置、教員や指導者への研修、教材の改訂などの対策が各国のアクションプランに含まれ、セネガルのグッドプラクティスを参考にする場面が見受けられました。

第2回ワークショップは、2024年10月16日に開催しました。1回目のワークショップで作成した各国のアクションプランの進捗を参加国が発表しました。アクションプランの実現状況について、ツールの作成や研修の実施に遅れが出ている国もありましたが、実現に向けた前向きな検討が行われていました。

参加者アンケートでは、参加者全員がワークショップに満足したという回答をし、「好事例からの学びは有益である」、「経済水準や状況が近い国同士の意見交換ができて有意義だった」など、ワークショップに対して肯定的な意見が聞かれました。また、「AQSISで支援した行政・教育文書やツールを共有してほしい」、「助産師・看護師の教育の質改善についての意見交換の場を設けてほしい」など、他仏語圏アフリカ諸国との継続的な協力についての提案が多く挙がりました。

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経験共有会議を開催したセネガルの参加者

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経験共有会議の様子(オンライン)

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(セネガル保健省)参加12カ国