下痢症サーベイランス実施のためのマニュアル作成会議を行いました。
感染症対策のためのラボサーベイランス強化プロジェクトでは、コレラを含む下痢症サーベイランス(the acute gastroenteritis surveillance (AGE サーベイランス))のマニュアルの作成支援を進めています。その一環として、2023年8月28日-9月1日にかけて、ザンビア国立公衆衛生研究所レファレンス・ラボラトリー (ZNPHRL)の検査技官らとレビュー会議を実施しました。
AGEサーベイランスでは、地方の医療施設から便検体を運び、首都ルサカに位置するZNPHRLで検体検査を行います。統一されたサーベイランスを行うためには、ZNPHRLや各サイトにおける作業手順の標準化が不可欠です。このため、会議では、これまでZNPHRLで使用されていた標準作業手順書(the standard operating procedure (SOP))をもとに、本プロジェクトに適した手順へ変更し、関係者間で共通認識を構築しました。
今回、作成されたマニュアルを用い、検体採取の実技トレーニングを経て、いよいよAGEサーベイランスが開始される予定です。
会議の様子