カウンターパート機関ZNPHIとの共著論文が英文雑誌に掲載されました(2017-18年のコレラ・アウトブレイクの地理的要因)
当プロジェクトの今村チーフアドバイザーが、2017-18年のコレラ・アウトブレイクの地理的要因に関してザンビア国立公衆衛生研究所(ZNPHI)職員と共同で解析を行い、その結果がThe African Field Epidemiology Network (AFENET) の機関論文誌であるJournal of Interventional Epidemiology & Public Healthに掲載されました。
本論文では、2017-18年のアウトブレイク時、多数の患者が発生したルサカ市内の低所得者居住区において、非衛生的な屋外トイレ等の地理的要因がコレラの感染拡大に関連していた可能性が示されています。これらの解析結果は、2023年10月に同地域で発生したアウトブレイクに対してZNPHIと本プロジェクトが対策を行う際に、感染拡大状況を解釈・予測するための知識として役立てられました。
https://www.afenet-journal.net/content/article/7/16/full/