狂犬病国家管理戦略のレビュー会議を開催しました
感染症対策のためのラボサーベイランス強化プロジェクトは、カウンターパートであるザンビア国立公衆衛生研究所(ZNPHI)とともに、2025年2月3日から7日にかけて、狂犬病の国家管理戦略の実施状況、課題と今後の計画を確認するレビュー会議を開催しました。ワークショップには、ザンビア全州から、水産・畜産省、保健省、ザンビア獣医師会、観光省(国立公園・野生動物局)、中央獣医学研究所(CVRI)、地方行政・地方開発省など、さまざまな関係者が参加しました。
参加者とのグループフォト
会議の中では、犬の管理、ワクチン戦略、サーベイランス体制など様々な議題が協議され、当プロジェクトからはザンビア国立公衆衛生研究所レファレンス・ラボラトリー(ZNPHRL)での検体検査能力を活用した狂犬病の監視体制の強化に関する提言を行いました。動物・ヒト双方の専門家がそれぞれの知識と経験を生かして活発に議論を行い、ワンヘルスアプローチを通じて2030年までに犬が媒介する狂犬病を撲滅するためのロードマップが再確認されました。
会場の様子