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第3回合同調整委員会(JCC)が無事に終了しました

2025年2月28日、ジンバブエ保健省にて第3回合同調整委員会(Joint Coordination Committee: JCC)が開催されました。保健省、対象病院、州保健局、在ジンバブエ日本国大使館、JICAジンバブエ支所、開発パートナー機関等から合計32名が参加しました。JCCでは、プロジェクトの進捗・計画の確認とともに、プロジェクト終了後の持続性に向けた議論も行われました。

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第3回JCC出席者集合写真

プロジェクトの進捗と今後の計画を共有

会合では、プロジェクトより、2024年3月から2025年2月までの活動進捗と、今後1年間の活動計画が説明され、すべての発表事項について参加者の合意が得られました。

プロジェクト終了後の持続性に向けた議論

プロジェクト終了まで残り1年となることから、活動の持続性を確保するために以下の5つの論点について議論が行われました。

  • 国家質政策および戦略の更新
  • 質政策・戦略における保健省、州保健局、医療施設それぞれの役割の明確化
  • 質改善(Quality Improvement: QI)活動の年次計画と予算確保
  • 継続的な人材育成システムの確立
  • モニタリング・評価および報告システムの強化

特に、2020年に実施期限が終了した「国家質政策(Quality Assurance and Quality Improvement Policy)」の更新と戦略策定の必要性が指摘されました。また、持続的なQI活動のために、予算確保の方法や無駄な支出削減の重要性についても意見が交わされました。

今後の展望

本会議では、持続性に関する全ての論点について結論を出すには至りませんでしたが、同様の議論を継続し、プロジェクト終了後も保健省が主導して医療サービスの質向上を推進していくためのロードマップや実行計画の策定を進める予定です。残りのプロジェクト実施期間、現地の関係者と協力しながら、持続可能な医療の質向上に向けた取り組みを支援していきます。

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保健省質保証・患者安全(QAPS)局長によるJCC開会の挨拶(写真右からQAPS局長、保健省次官代理、JICAジンバブエ支所長、日本国大使館書記官)

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QAPS副局長(写真手前)によるプロジェクト進捗報告

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プロジェクト後の持続性に関する議論の様子

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閉会の挨拶をするJICAジンバブエ支所長(写真右)