About Machine Translation

This site uses machine translation. Please note that it may not always be accurate and may differ from the original Japanese text.
This website uses a generative AI

モニタリング&スーパービジョン(M&S)ツール改訂ワークショップを開催しました。

2025年3月18日から21日の日程で、西マショナランド州カドマ市にて、モニタリング&スーパービジョン(M&S)ツールの改訂を目的としたワークショップが開催され、保健省や病院、州保健局の担当者ら合計31名が参加しました。このM&Sツールは、医療施設や州保健局が実施する質向上活動の進捗を観察・評価し、活動の更なる推進のための方策を明らかにすることに役立ちます。

【画像】

M&Sツールの改訂点について議論する参加者たち

現場の声を反映したツール改訂へ

現行のM&Sツールは、5S-KAIZEN活動の進捗を詳細に確認する上で有用でしたが、病院現場で使用する職員にとっては、質問の一部が細かすぎたり難解であったりするため、使いづらさを感じるというM&S実施者からの声を確認していました。
したがって、本ワークショップでは、医療現場の職員にとってわかりやすく、現在のジンバブエの病院における5S-KAIZEN活動の実情に即した内容とすること、また、M&Sツールの使用が病院職員にとって過度な負担とならないよう配慮しながら、ツールの改訂を進めました。

ワークショップには、対象の病院や州保健局で実際に質改善活動やM&S活動の中心を担っている方々にご参加いただき、活発な議論を通じて改訂作業を進めました。さらに、ワークショップ3日目には、現地でツールの試用を行い、その実用性や改善点を明確にした上で、それらの意見を反映させた改定版の最終案を完成させました。ツールの現場試用については、病院用ツールはグウェル州病院にて、州保健局用ツールはミッドランズ州保健局で実施しました。

新M&Sツールの最終化にむけて

今回のワークショップで作成されたM&Sツールは、2025年4月より実施予定の第4回外部M&Sにおいて使用されることで、最終化される予定です。現場の声を丁寧に反映した本ツールを活用することで、ジンバブエの医療施設における医療サービスの質改善活動が、持続的に実践されていくことが期待されています。

【画像】

ワークショップ冒頭、グループワークの進め方を説明する日本人専門家

【画像】

グループワークにて、ツールの修正点について協議する参加者たち

【画像】

グループワーク後の全体協議の様子

【画像】

グウェル州病院にて新M&Sツールの実地テストをする参加者たち

【画像】

ミッドランズ州保健局にて新M&Sツールを実地テストする参加者たち

【画像】

実地テスト後の全体協議の様子