高松市によるスマートシティセミナー開催:多数の政府関係者、大学生が参加
香川県高松市とシェムリアップ州は、両都市の連携合意に基づき、12月18日にシェムリアップ州庁舎でオンラインでつなぎ、スマートシティセミナーを開催しました。シェムリアップからの参加者は、シェムリアップ州政府職員、他のカンボジア州の副知事の他、スマートシティに興味を持つ近隣の大学生も招き総勢74名でした。
高松市は、スマートシティの取り組みに貢献している香川大学の米谷雄介准教授に講演を依頼しました。セミナーでは、米谷教授が高松市での事例を基に、新たなスマートシティの概念やデータ活用のユースケース、研究プログラムなどを幅広く紹介しました。さらに、シェムリアップのスマートシティを担うNational Polytechnic Institute of Angkorが自身の組織・教育活動を紹介しました。
講義後には、高松市の取り組みをシェムリアップに適用する方法など、多くの質疑応答が行われました。このセミナーを通じて得た知識や議論を、今後のシェムリアップのスマートシティに活かすことを期待しています。