シェムリアップの観光促進のための観光データ分析に関するテクニカル・ワーキング・グループ(TWG)の開催
シェムリアップの観光促進を目的とした観光データ分析に関するテクニカル・ワーキング・グループ(TWG)の会合が2025年3月28日に開催されました。会合では、観光データ分析調査「シェムリアップの観光経済を強化するデータドリブン・インサイト」の結果共有、シェムリアップ・ツーリズム・クラブ(STC)が開発した新プラットフォームの紹介、TWGの今後の活動方針について協議が行われました。
この会合はSTCの代表が主導し、行政からはシェムリアップ州副知事、観光局、APSARA機構、民間からはSmart Axiata Company Limited、学術機関からはカンボジア工科大学、東南アジア大学など、多様なTWGメンバーが出席しました。
会合の前半では、コンサルティング会社による観光データ分析調査の結果が発表され、シェムリアップの観光振興に向けた具体的な提案が行われました。
続いて、STCからSiem Reap Wonderデジタルプラットフォームのプレゼンテーションが行われました。このプラットフォームは現在稼働中であり、観光商品やサービスに関する情報の集約に加え、観光事業者が自身のサービスを発信・PRできる機能も備えています。
最後に、様々なデータの活用方法とTWGの今後の活動計画について議論が行われました。シェムリアップ観光の目標の一つとして「STAY ANOTHER DAY」が掲げられ、観光客のシェムリアップでの滞在期間を延ばす取り組みを進めていく方針です。詳細は引き続きTWGメンバー間で議論が行われる予定です。