就学前の教育と保育の質向上プロジェクト フェーズ2
Project for Quality Improvement of Early Childhood Development Phase 2
実施中案件

- 国名
- エジプト
- 事業
- 技術協力
- 課題
- 教育
- 協力期間
- 2022年9月~2026年8月
プロジェクト紹介
エジプトでは、「社会の安定と繁栄には教育の充実は不可欠である」という共通認識のもと、「エジプト・日本教育パートナーシップ」(EJEP)を立上げ、就学前教育における「遊びを通じた学び」の推進を目標の一つに掲げています。こうした背景を受け 2017年 6月より本事業が開始されました。
本事業のフェーズ2では国家保育品質基準に即して、フェーズ1で開発された保育士研修や「遊びを通じた学び」を普及するためのツールを改良しつつ、保育士の能力や行政によるモニタリング能力を強化します。また、これらを継続的に実施するための実施体制及び仕組みづくりを図り、もって保育のアクセスと質の改善を目指します。
(1)上位目標
エジプトの幼児期(0~4 歳)の子どもたちがエジプト全土で質の高い ECDサービスを受ける。
(2)プロジェクト目標
保育士人材育成システムとモニタリングシステムの強化、制度化及び普及を通じて、対象地域における ECD サービスの質が向上する。
(3)成果
成果1
国家保育品質基準に基づいて、保育士の人材育成システムが開発・試行される
成果2
保育園へのモニタリング・サポートシステムのモデルが開発・試行される
成果3
ターゲットグループ(保護者、保育士、行政官など)を対象とした、ポジティブ・ペアレンティング(前向きな子育て)、「遊びを通じた学び」、インクルーシブ教育に関する啓発キャンペーンが開発・実施される