第3回国内支援委員会が開催されました
2025年6月23日に第3回国内支援委員会が開催されました。国内支援委員会は、本プロジェクトを技術的に支援する目的で設置されており、委員長である南裕子神戸市看護大学・聖路加国際大学・兵庫県立大学・高知県立大学名誉教授をはじめとする日本の看護分野の経験豊富な専門家5名から構成されています。これまでに2回の委員会会合が開催されています。
第3回国内支援委員会は、今年5月に実施された運営指導調査に国内支援委員3名が外部団員として参加された後に開催されており、委員会内で調査団の出張報告が行われました。また、プロジェクト終了まで残り約8カ月の段階での会合ということで、委員からはプロジェクト終了までの活動への提言と中長期的な課題への示唆がありました。運営指導調査で選挙委員会と面談したバングラデシュ看護協会や、プロジェクトのカウンターパートの一つであり、看護師免許や看護教育機関のカリキュラム、アクレディテーションを管理するバングラデシュ看護助産審議会との連携や、看護師に関する法制度整備についても議論が行われました。
プロジェクトでは、得られた示唆を今後の活動に活用しつつ、また、国内支援委員の技術的支援を引き続き受けながら、最終年度での活動を進めていきます。