<ブータン> SHEPステークホルダーフォーラム:農家と市場関係者のビジネス強化
2025年8月28日、ティンプーにて、SHEPステークホルダーフォーラムを開催しました。
このフォーラムは、直前に行われた3日間のSHEPトレーナー研修に続き、ブータンにおける市場志向型農業を実践する重要な一歩となりました。
53名が参加!
- - 農家代表、民間農業起業家
- - 農業マーケティング協同組合局(DAMC)、プロジェクト対象県農業事務所(DAO)、国立植物保護センター(NPPC)、国立ポストハーベストセンター(NPHC)、ブータン農業公社(BAIL)、 NSCパロ、NCOAユシパンの職員
- - 青果集荷業者、農業研究開発センターバジョ、ウェンカルの研究者、自然資源大学(CNR)の教員、ホテル関係者
主な内容:
- - 農家が自分たちの農産物を紹介
- - 買い手側が必要とする条件や需要を説明
- - NSCパロによる農家が入手可能な種子や苗木の種類や価格紹介
- - 品質基準、価格、パッケージング、供給条件などについて意見交換
- - その場で農家と買い手がWhatsApp連絡先を交換し、ビジネスのつながりが生まれる場面も
多くの農家にとって、これだけ幅広い市場関係者と直接会うのは初めての機会となり、市場を意識した栽培計画の重要性を学ぶ機会となりました。今回のフォーラムは、ネットワーキングの価値を示すとともに、前日まで行われていたSHEPトレーナー研修とあわせて、農家のビジネス意欲が向上する大きな一歩となりました。
会場前で集合写真
ズッキーニは人参くらいのサイズが売れ行きと説明する販売業者
農家とNSCパロが種の品種について話し合う
農家が持参した農産物展示ブース