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リンゴ農家に摘果研修を実施しました

ブータンではリンゴが小さな実をつけ始め、プロジェクト対象農家のデモ圃場では、摘果研修が開始されました。

摘果について、これまで果樹農家は果実の大きさよりも、収穫量を増やすことだけに関心を示し、結実した実を落とすことは全く受け入れられませんでした。この背景には仲介業者が主にリンゴの木になっている量で購入することと、果樹農家が収穫作業込みで仲介業者に果実を売っていることが原因でした。さらに摘果を行わないことで、1~2年ごとに実る年と実らない年が出てくる影響を大きく受けているもの現状です。

しかし、農家自身が行った市場調査を通じて、ブータンのリンゴはインド産と比べて、明らかに見た目が悪いことを生産者たちは認識し始めました。ある農家は、中サイズ以上のリンゴをバングラデシュへ高値で輸出し、Sサイズはすべて国内市場か加工業者へ安価で販売していることもわかりました。収穫したサイズが中サイズ以上であれば、輸出出荷量を大きく伸ばすことが可能です。

このような農家の意識変化の機会をとらえ、NCOA:国立有機農業センターは、NPPC:植物保護センターと共同して農家への技術指導を開4始しました。ブータンでは、NPPCが国内の農薬を取り扱う唯一の政府機関となっています。消毒散布については、農家自身が適切な時期に農薬を入手できないこと、そもそも消毒をするという概念がなかった農家もいます。品質を高めるための果樹生産について、政府間の連携を強化して、果樹農家の各種問題に対応する活動が新たに動き始めました。

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1. 摘果の目的を説明
(Thimphu県Mewang郡)

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2. リンゴの摘果実施の様子
(Thimphu県Mewang郡)

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3. 摘果の目的を説明
(Paro県Dogar郡)

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4. リンゴの摘果実施の様子
(Paro県Dogar郡)