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継続的な家族健康手帳の配布と地域保健活動を目指す取り組み

家族健康手帳のパンジャブ州全域での継続的な使用を目指した編集会議を実施

州保健局と当プロジェクトは、現在プロジェクト地域で使用している家族健康手帳を、プロジェクト終了後も継続して州全域で共通使用することを目指して、母子保健改善に取り組む他の開発パートナーとともに改訂・編集会議を持ちました。国連児童基金(UNICEF)、国連人口基金(UNFPA)、国連世界食料計画(WFP)、Jhpiego、世界銀行(WB)、Pathfinder(五十音順)およびJICA栄養施策推進アドバイザー業務の各専門家が出席し、プロジェクトとしては、識字のない母親も理解できる内容にすること、州政府が継続配布が可能なようにページ数を限定することを重要視し、内容が科学的な根拠と現地の慣習に沿うかも検討し、複数回に渡る編集作業の末、改訂版を作成しました。

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編集会議の様子

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家族健康手帳表紙

州予算による州全域への家族健康手帳の拡大

州政府と保健局は、州全域で活動中のレディヘルスワーカー(LHW)約4万人と、今後配置される予定のコミュニティヘルスインスペクター1(CHI)約2万人へ、家族健康手帳の内容をフリップチャートとして配布することを決定しました。これにより、様々な健康情報を家庭訪問や健康教室の際に、口頭での説明に加え、視覚情報として伝えることができるようになります。また、今後は家族健康手帳の冊子も州政府の予算で印刷し、州全域への配布を予定しています。


1 https://promaryamnawaz.pk/cm-maryam-nawaz-launch-community-health-inspector-services/

LHW未配置の地域における地域保健活動の予算化

パンジャブ州の約4割の地域はLHWが配置されておらず、地域保健活動が届きにくく、長年の課題となっていました。当プロジェクトでもLHW未配置の地域で健康啓発を行い、州保健局へ解決を働きかけ続けてきました。今般、州政府は主にLHW未配置の地域にCHIを配置し、家庭訪問による産前・産後健診、家族計画、予防接種、などの地域母子保健活動を行うための予算を配分することを決定しました。これにより、州全域に地域保健活動が行き渡るようになることが期待されています。現時点では準備段階にあり、今年8月から開始される予定となっています(2025年6月現在)。