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非木材林産物の利用料の改定(2025年9月)

カウンターパートの国家森林・野生動物庁(SERFOR)は、アグアヘ(アマゾンの湿地に多く自生するヤシ)の実をはじめ、果実や樹脂などの非木材林産物について、国に支払う利用料(PDA)を引き下げました(決議 D000135-2025)。この見直しは、資源の価値を示す SERFOR の独自指標である VEN(自然状態価値)の再評価結果に基づくもので、分かりやすく言えば、資源の価値をより正確に測定し、利用料を適正化したということです。これにより、アグアヘの利用料は 1 キロあたり 0.038 ソルから 0.014 ソルへ、100 キロあたりでは 3.8 ソルが 1.4 ソルになります。金額は小さいですが、日々採取・販売を行う生産者にとっては非常に重要なコスト減です。

この見直しの起点は、パイロット活動対象コミュニティからの PDA の高さに対する指摘でした。SERFOR は、JICA プロジェクトチームやアマゾン先住民開発センター(CEDIA)などと連携し、現地の実情を確認しながら VEN の算定方法を改定し、対象となる産物の範囲も拡大しました。この見直しは、適正な PDAの設定が DEMA(利用権)の取得など国が定めるルールに沿った合法的な採取・販売を促すインセンティブを向上させるという点でも、重要な一歩です。

パイロット活動対象コミュニティに広がるアグアヘ林

アグアヘを収穫するパイロット活動対象コミュニティ住民