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持続可能なヤシの実収穫のための登攀具作成ワークショップの開催(2025年4月)

ペルーアマゾンの湿地林に暮らす人々にとって、ヤシの実は大切な収入源です。しかし、長年ヤシの木を切り倒して実を収穫する方法を続けたため、一部地区では湿地林の劣化が進んでいます。この対策として収穫用登攀具(木に登るための道具)が導入されましたが、高価なため、この入手は寄付に頼らざるをえないという課題がありました。

そこで、ヌエバ・ウニオン集落のアントニオ・マリカウアさんは、地元で手に入る材料や道具を使って、自力で登攀具を作る方法を開発しました。これは、多くの住民が安く登攀具を入手、そして自分で修理可能とするものです。この方法を普及するため、パイロット集落コミュニティの住民を対象に「持続可能なヤシの実収穫のための登攀具作成ワークショップを開催しました。講師はアントニオさんが務め、また将来的に地方政府が自分たちで研修を開催できるよう、地方政府職員も参加しました。

ワークショップでは1) 登攀具に使える安全な材料の選び方、2) ベルトの縫い方やロープの結び方、3)ハーネス(安全ベルト)の正しい作り方を学びました。参加した政府関係者からは、他の地域のワークショップ開催の要望が上げられました。このワークショップは、安全で環境にもやさしいヤシの実収穫を広げるための大きな一歩であり、今後、ロレト州政府やSERFORと協力し、このワークショップを他地域でも実施する予定です。

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コミュニティ住民と地方政府職員による手作り登攀具の作成

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完成した手作り登攀具

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完成した手作り登攀具を利用する住民