稲作生産性向上プロジェクト
Ghana Rice Production Improvement Project (GRIP)
実施中案件

- 国名
- ガーナ
- 事業
- 技術協力
- 課題
- 農業開発/農村開発
- 協力期間
- 2022年3月~
プロジェクト紹介
ガーナの農業セクターは経済成長と貧困削減の鍵を握る重要セクターです。また、同国ではコメはメイズに次ぐ主要作物(主食)であり、国内の米生産量(籾重量)が増加している一方で、コメ消費量も近年の人口増加、都市化、食習慣の変化により急激に伸びています。食糧安全保障および外貨確保の観点から、コメの自給率向上は、同国の主要課題の一つとなっています。
本事業は、ガーナにおいて、先行する稲作支援の成果物である稲作普及ガイドライン(REG)の活用、参加型灌漑管理等を通じた稲作農家の稲作技術向上と稲作技術にかかる水利組合(WUA)の能力強化、及びコメセクターに関する政策・調整機能強化を行います。これにより、対象州および灌漑地区でのコメ生産量向上を図り、以て同国内全体のコメ生産量の増加に寄与するものです。
【上位目標】
ガーナ国内のコメ生産量が増加する。
【プロジェクト目標】
対象天水稲作郡および灌漑地区においてコメ生産量が増加する。
【成果】
成果1:稲作普及ガイドライン(REG)が対象天水稲作郡の自治体や稲作農家に活用される。
成果2:対象灌漑地区において、参加型灌漑管理にかかるWUAsの能力が強化される。
成果3:改良稲作技術が対象灌漑地区で活用される。
成果4:プロジェクトに関連するコメセクターの政策戦略および調整機能が強化される。