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3年間のプロジェクトが完了:最終セミナーにて成果と今後の展望を共有

2026年1月30日、首都ドゥシャンベにて、タジキスタン保健社会保護省との共催による最終セミナーが開催されました。本セミナーには保健社会保護省第一副大臣とプライマリヘルスケア(PHC)課長、JICAタジキスタン事務所長をはじめ、各地の郡保健局長や開発パートナーが出席し、3年間にわたる活動の成果・今後の展望を共有する場となりました。

プロジェクトの3つの柱とその成果

本プロジェクトでは、以下の3つのアプローチを通じて、PHCレベルのサービスの質の改善に貢献しました。以下、主な成果を最終セミナーで共有しました。

・NCDs(非感染性疾患)スクリーニングのPHC施設での導入・拡大とデジタル化:対象人口の約70%にあたる人々が対象期間でNCDsスクリーニングを受診しました。また、プロジェクトの後半ではスクリーニング結果の電子化およびデータマネジメントが導入され、保健社会保護省からも継続的なデータ収集の仕組みとして期待の声が聞かれました。
医療従事者の能力向上:医療従事者へ母子保健、栄養、NCDs予防に関する研修を実施後、各村落ヘルスセンター(RHC)の看護師長によるワーキンググループを通じて、統合的な家庭訪問手順書(SOP)が作成されました。研修での学びやSOPを用いた業務の実施により、これらのトピックに関する知識レベルは事前の約50%から95%以上にまで向上しました。
住民のNCDs予防や母子保健に対する意識向上:地域で保健ボランティアとして活動するコミュニティヘルスチーム(CHT)が組織されました。プロジェクトで配布した電子血圧計や母子手帳、栄養ピラミッドのチャート、エクササイズビデオなど教材を活用し、継続的なコミュニティ内の啓発活動が行われました。その結果、住民の食事に対する意識の向上・定期的な運動習慣の倍増など、エンドライン調査からも住民の意識向上が見られました。

今後の展望と課題

最終セミナーにて、第一副大臣はこれら8つのRHCでの成果は、タジキスタン全土への展開に向けた基盤となるとことを強調しました。RHC所長たちは、本プロジェクトにより地域住民の多様な健康ニーズに対応できる体制が整い、住民からの信頼が高まったと述べました。その信頼が医療従事者の自信を育み、地域医療のさらなる発展への期待が感じられる挨拶となりました。
今後は、今回定着したNCDsスクリーニングの取り組みを一過性のものに終わらせず、いかに国の医療システムとして組み込んでいくかが残された課題となります。本プロジェクトで導入されたNCDs管理の手法やデータベース管理は、タジキスタンが目指すユニバーサル・ヘルス・カバレッジ(UHC)達成に向けた基盤としても、今後も機能し続けることが期待されています。

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最終セミナーでの第一副大臣の挨拶

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最終セミナーでの対象RHC長の挨拶