妊産婦死亡サーベイランスにおける優良事例と教訓共有のための合同ワークショップの実施
2026年3月20日、サンタクルス県において、「妊産婦死亡サーベイランスにおける優良事例と教訓共有のための合同ワークショップ」が開催されました。本ワークショップには、保健スポーツ省、サンタクルス県保健局(SEDES)、保健ネットワークや病院の妊産婦死亡サーベイランス技術委員会、開発パートナー、JICAボリビア事務所などから、77名が参加しました。
妊産婦死亡を予防するためには行政や医療機関が連携し、課題や対策を共有することが重要です。本ワークショップでは、妊産婦死亡サーベイランス技術委員会における課題や取り組み、優良事例を共有し、より効果的な対策につなげることを目的として開催されました。
ワークショップでは、SEDESリプロダクティブヘルス課担当者から2025年のサンタクルス県における妊産婦死亡の状況と県レベルの委員会による取り組みが紹介されました。その後、各保健ネットワークや医療機関から、妊産婦死亡の事例分析とそれに基づく行動計画の実施状況について発表が行われました。発表では、「どのような問題に対して」「どのような行動計画を策定・実施し」「どのような成果や教訓が得られたか」が具体的に共有され、参加者同士で意見交換を行いました。その後のグループワークでは、優良事例や教訓を各地域での実践にどのように活かせるかについて議論し、実務に直結する改善策が検討されました。
参加者からは、「他地域の経験や優良事例を学ぶことができた」、「保健ネットワークと病院間で経験や知見について活発な議論を行うことができた」、「妊産婦死亡予防に向けた自組織の課題を改めて認識できた」といった声が寄せられ、本ワークショップの有用性が高く評価されました。
閉会にあたり、保健スポーツ省の担当者は、「サンタクルス県の取り組みは非常に重要であり、他県にも広げていくべきです。特に、一次医療レベルの強化が、妊産婦死亡の減少に向けた鍵となります」と述べました。
今後は、本ワークショップを通した相互の学びを各地域で展開するとともに、関係機関の連携をさらに強化することで、妊産婦の命を守る取り組みが一層推進されることが期待されます。
SEDESサービスプログラム長による開会の挨拶
2025年のサンタクルス県における妊産婦死亡の状況と、県レベルの委員会による取り組みを紹介するリプロダクティブヘルス課担当者
参加者からの質問に答えるSEDES局長
グループワークの様子
グループワークの発表
グループワークの発表
保健スポーツ省保健サービスネットワーク総局長代理による閉会の辞