開発パートナーと妊産婦死亡対策の成果・課題を共有し、 持続的な取組に向けた連携を強化
2026年6月24日、県の妊産婦死亡サーベイランス技術委員会(CTDVMM)とサンタクルス県保健局リプロダクティブヘルス課主催による「妊産婦・新生児に関する連携会議(仮訳)Mesa de Maternidad y Nacimiento Seguro」の合同会議が開催されました。会議には、県保健局、CTDVMMのメンバーに加え、母子保健分野で活動する6機関[1]の開発パートナーや関係機関が参加しました。
会議では、2025年のサンタクルス県における妊産婦死亡の現状やCTDVMMの活動成果に加え、本プロジェクトの取組や現場で得られたグッドプラクティスを紹介しました。また、各開発パートナーからも、それぞれの活動概要や重点分野について紹介が行われました。
本プロジェクトの発表に対しては、「過去のプロジェクトでは、終了後に活動が継続しなかった経験があるが、今回は持続性が期待できる」との声が寄せられました。その理由として、プロジェクトが育成したファシリテーターが一次・二次・三次医療施設に配置され、対象地域外へも取組が広がり始めていることが挙げられました。
また、各機関からは、性と生殖に関する健康、思春期保健、未熟児網膜症対策など、多様な母子保健分野での活動が紹介され、それぞれの活動内容や対象地域について理解を深める貴重な機会となりました。これらの発表を通じて、妊産婦および新生児死亡対策との相乗効果が期待できる分野や、今後の連携の可能性について意見を交わしました。
今回の会議は、妊産婦死亡の状況や課題について、関係機関が共通認識を持ち、今後の対策の方向性を共有する貴重な機会となりました。また、妊産婦と新生児を切れ目なく支える視点の重要性についても共有され、今後の母子保健分野における連携強化への期待が高まりました。さらに、本プロジェクトで得られた成果やグッドプラクティスを共有したことで、プロジェクト対象地域外への展開や、他機関による活用・応用につながる可能性も広がりました。
今後も関係機関との連携を深めながら、地域の関係者が主体となって妊産婦死亡対策を継続・発展できる体制づくりを後押しするとともに、新生児死亡予防とも連携した持続的な母子保健の取組が県全体へ広がることを目指していきます。
[1] CEMSE https://cemse.edu.bo/, Fundacion Visión https://fvbolivia.org/, CIES https://www.cies.org.bo/cies-santa-cruz/, ONG Ayninakuna https://www.ayninakuna.org/, Casa de la Mujer http://www.casadelamujer.org.bo/, Pro Salud https://www.prosalud.org/
2025年のサンタクルス県における妊産婦死亡の状況と、県の妊産婦死亡サーベイランス技術委員会による取り組みを紹介するリプロダクティブヘルス課担当者
プロジェクト活動の紹介と、グッドプラクティスの共有を行うローカルコンサルタント