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第3回運営委員会の開催

2025年10月3日、第3回運営委員会(Steering Committee、以下「SC」)1が開催され、カウンターパート機関であるサンタクルス県保健局(SEDES)関係者をはじめ、計38名のプロジェクト関係者が参加しました。

開催概要

開催日:2025年10月3日
参加機関:SEDES、5保健ネットワーク2、三次病院、二次病院
開催目的:リファラル委員会と妊産婦死亡サーベイランス技術委員会についてのこれまでの進捗・成果や既に完了した研修結果について報告し、2024年10月から始まる両委員会の機能強化研修について研修計画を共有する。

協議内容

(1)リファラル委員会運営能力強化研修について
研修はカスケード3方式で実施します。「リファラル委員会運営能力強化研修」の第1カスケードは、プロジェクトの中で最初に実施する研修として、2024年9月に保健ネットワークコーディネーターや三次・二次医療施設の医療施設長やリファラル担当者、統計担当者、看護師長などを対象として実施しました。第1カスケードのファシリテーターは、カウンターパート機関である県保健局のリファラル担当者や三次医療施設のリファラル担当者、日本人専門家、ローカルコンサルタントが務めました。
2022年3月にリファラル・転送・カウンターリファラル国家規定が新たに施行され、規定が定めた紹介状や転送状、逆紹介状が出されたものの、ベースライン調査の結果から、ほとんどの医療施設が旧規定に基づく書式を使用していたことが明らかになっており、この結果を踏まえ、研修内容を作り上げました。
第2カスケードでは、主に第1カスケード研修を受講した保健ネットワークコーディネーターやリファラル担当者がファシリテーターとなって、市保健局及び各市基幹医療施設の関係者、一次医療施設を対象に2024年10月中旬から研修を実施する計画です。

(2) 妊産婦死亡疫学サーベイランスに関する研修について
妊産婦死亡サーベイランス技術委員会への継続的な技術支援と関係者の努力により、長期にわたって未開催であった県の妊産婦死亡サーベイランス技術委員会が月2~3回の頻度で定期的に開催されるようになりました。この成果を進捗として報告しました。   2024年10月に開始予定の妊産婦死亡疫学サーベイランスに関する研修では、適切に妊産婦死亡分析が行われることを目的に、妊産婦死亡サーベイランス技術委員会メンバーを対象として、妊産婦死亡事例の分析方法・死亡事例発生時の様式の記入方法についてなどを研修テーマとして扱います。この研修は、リファラル委員会運営能力強化研修と同様にカスケード方式で進められます。

関係者からのコメント

参加した委員会メンバーからは次のような声が寄せられています。「プロジェクトを通して患者を適切に、どこに搬送するべきか、またどのような状態で搬送するべきかを医療従事者に指導することで、患者の適切かつ迅速な対応が改善され、母子死亡率を減少させることができるでしょう。(プロジェクト対象地域二次医療施設・産婦人科主任医師)」、また「プロジェクトは、特に、母体および新生児の死亡率を減らすことを目的としています。活動は計画通りに進んでいることが確認され、関係者全員が、目標の達成に向けて頑張っていきます。(プロジェクト対象保健ネットワークコーディネーター)」という声もありました。

現地では既に研修が始まり、今後のプロジェクトの進展が期待されています。


1. 合同調整委員会は年次計画の承認、プロジェクトの進捗確認・評価、目標の達成度の確認、プロジェクト実施上の課題への対処、PDM及びPOの改訂などの目的で、必要に応じて、少なくとも年に1回開催し、運営委員会は、年間活動計画の修正、プロジェクト活動の管理、モニタリング評価、調整を行うために3カ月に一回程度開催する。
2. オビスポサンティステバンは5市、サラは3市、イチロは4市、ワルネスは2市を含む。他方、サンタクルス市内は4分割され、中央、東部、北部、南部の4保健ネットワークがある。
3. 研修の内容を複数の段階に分けて実施する方法のこと。最初の段階(第1カスケード)では、まず今後の研修でファシリテーターとなる人材が研修を受け、その後、彼らが学んだ内容を次の段階(第2カスケード)の参加者に伝える形で研修を展開する。

【画像】

集合写真