セネガル川流域コメバリューチェーン強化プロジェクト
Project to Strengthen the Rice Value Chain of the Senegal River Valley
実施中案件
- 国名
- セネガル
- 事業
- 技術協力
- 課題
- 農業開発/農村開発
- 協力期間
- 2022年3月~2027年3月
プロジェクト紹介
セネガルでは、就業人口の約3割が農業に携わっており、農業は同国の主要産業です。西アフリカ地域の中でも有数のコメ消費国ですが、国産米の供給量が国内需要量の伸びに追い付いておらず、外貨の流出に加え同国の食料安全保障にも影響を与えています。また、過去に輸入米価格の高騰に対するデモ等が発生し、政治不安に発展したこともあり、コメの自給達成による食料安全保障が重点課題となっています。同国の北部に位置するセネガル川流域は、セネガル川の豊富な水資源を利用した灌漑稲作が広く行われ、国内有数の生産地となっており、セネガル政府は同地域をコメ生産の戦略的拠点として位置づけています。同地域で生産されたコメは広くセネガル国内の市場に流通するため、同地域のコメ生産の振興のためには生産技術の指導だけではなく、生産物を市場で販売するまでの一連のプロセスを対象にしたモデル形成、即ちコメバリューチェーンの強化が効果的です。
本事業は、セネガル川流域地域において、コメ生産と収穫後処理に関する適性技術の普及、コメバリューチェーン関係者の能力と連携の強化、実施機関であるセネガル川デルタ・セネガル川ファレメ流域整備開発公社(SAED)の実施能力向上を支援するものです。一連の活動により、コメの生産性とその市場性を向上させるアプローチを確立すると共に、アプローチを面的拡大させる枠組みも検討することで、同地域産のコメの国内供給増大に貢献します。
【上位目標】
セネガル川流域で生産・精米されたコメの国内市場での供給量が増大する。
【プロジェクト目標】
コメの生産性とマーケティングを向上させるためのアプローチと、その面的拡大のための制度的枠組みが確立される。
【成果】
成果1:マタム県とカネル県において、コメ生産者、農業機械サービスプロバイダー及び精米業者に、コメ生産と収穫後処理に関する効果的な技術が普及される。
成果2:ダガナ県とポドール県において、コメのバリューチェーン強化のために、コメ生産者、農業機械サービスプロバイダー、精米業者の能力及び各者間の連携が強化される。
成果3:セネガル川流域におけるコメ生産と収穫後処理に関する技術の普及とコメバリューチェーン強化策の実施のためにSAEDの組織的能力が強化される。
協力地域地図

