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コミュニティ啓発人材へのオリエンテーションを実施しました (2025年10月)

― ウィラ州・ウアンボ州でコミュニティ啓発人材向けオリエンテーションを実施 ――
2025年8〜10月、母子保健の改善を目的に、地域で活動する啓発人材を対象としたオリエンテーションをウィラ州とウアンボ州で開催しました。両州あわせて約400名が参加し、地域の信頼されるリーダーたちが母子保健の普及活動に向けた第一歩を踏み出しました。

◆ 地域に根ざした啓発活動の推進

オリエンテーションでは、地域で母子保健の啓発活動を担う人々に基礎知識と伝え方を学んでもらうことを目的としています。新たに作成されたフリップチャート(啓発教材)を用い、妊婦健診や出産準備、施設分娩、母子健康手帳、子どもの栄養、女性の権利、男性の役割など、母子保健に関する重要なテーマを学びました。参加者は保健医療従事者だけでなく、伝統的リーダー、地域で活躍する伝統的産婆さん(コミュニティミッドワイフ)、教員、教会関係者、行政職員など、地域で信頼される立場の人々が中心でした。

◆ 実演とディスカッションによる学び

会場では、フリップチャートを活用した実演が行われ、参加者同士の積極的なディスカッションも展開されました。特に、妊産婦の健康を守るための男性の関わり方や、地域全体で母子保健を支える仕組みづくりについて意見が交わされ、熱気に包まれたセッションとなりました。

◆ 今後の展開に向けて

オリエンテーションを終えた参加者たちは、それぞれの地域に戻り、家庭訪問や集会などを通じて啓発活動を広げていく予定です。地域の信頼を基盤とした人材の活躍により、母子保健の意識が一層高まり、安全で健やかな出産と育児を支える環境の拡大が期待されます。

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ウアンボ州カアラ市でのオリエンテーション会議後(ウアンボ州カアラ市)

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市場での啓発の様子(ウィラ州マタラ市)

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フリップチャート(啓発教材)を使った啓発活動の実践練習