第1回合同調整委員会（JCC）の開催（2024年3月）

2024年3月19日にキックオフミーティング兼第1回合同調整委員会（JCC）を開催しました。JCCとは、プロジェクトの意思決定機関であり、中央政府の高官やJICA関係者など、プロジェクトの全ての関係者が集まって、これまでのプロジェクト活動の報告や今後の計画について協議を行う重要な会議です。在アンゴラ日本国大使館特命全権大使のご臨席も賜り、アンゴラ保健省国家公衆衛生局職員、本プロジェクトの対象州であるウィラ州州保健局局長、ウアンボ州州保健局局長、WHOやUNICEFなどの開発パートナーなど49名が参加しました。

会合ではプロジェクトの概要説明、プロジェクト目標や今後の予定が共有され、関係者間で合意しました。国家公衆衛生局局長／プロジェクトダイレクターより、「JICAとアンゴラ保健省は母子健康手帳のプロジェクト¹から長年にわたり、強力な信頼関係にある。本プロジェクトでもJICAとアンゴラが継続的に協働して妊産婦ケアの質改善に取り組むことは大変意義深い。国家公衆衛生局はプロジェクトの成果が対象の市病院や保健医療施設に普及するようプロジェクトの推進に尽くす。」との力強い言葉が述べられました。

各方面の力強いサポートを得ながら、アンゴラの妊産婦ケアが改善されていくよう、プロジェクト関係者一同一丸となって邁進していきます。

¹ 2017年5月から2022年6年まで実施されたJICAの技術協力プロジェクト「アンゴラ国母子健康手帳を通じた母子保健サービス向上プロジェクト」