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妊産婦に寄り添ったケアに関する研修開始(2024年7月)

いよいよプロジェクトの活動が本格化してきました。

2024年7月15日から19日の5日間で、中央指導者研修を実施しました。プロジェクトでは、「カスケード研修」を実施しています。カスケードとは滝のように流れ落ちるという意味で、カスケード研修は、研修を段階的・連鎖的に広げていく方法を指します。中央の指導者から州・市の指導者、州・市の指導者から現場レベルの保健医療従事者へ知識やスキルを伝達する仕組みです。そのため、中央指導者研修の参加者は、次のレベルである州・市指導者研修の指導者になるとても重要な研修です。国家公衆衛生局プライマリヘルスケア部の職員や、倫理とヒューマニゼーション局の職員など、合計18名が参加しました。

研修のプログラムは、プロジェクトの概要、ベースライン調査結果の共有、サポーティブ・スーパービジョンとリーダーシップ、ジェンダーと障害への理解の促進、分娩期ケア、出産後の退院指導、新生児ケア、母子健康手帳や記録台帳の記入方法など多岐に渡ります。また、2024年3月にアンゴラに来ていただいたブラジルソフィアフェルドマン病院の専門家の方々にもZoomで講義を行っていただきました。5日間の研修の最終日には、研修で学んだ知識をフル活用して、理想的な人間的なお産についてのロールプレイを実施しました。ロールプレイを通して、妊産婦さんやその家族に対する言葉かけや態度の改善、出産時の意思決定の尊重、保健医療従事者間のチームワーク(スムーズな情報共有と連携、記録の記載)を学びます。そして、ロールプレイ終了後は、良かった点や改善が必要な点について、ディスカッションを重ねました。

中央指導者研修の後は、ウィラ州での研修を開始しています。一連の研修は、9月上旬まで継続されます。

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中央指導者研修 ソフィアフェルドマン病院の専門家によるZoom講義

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中央指導者研修 研修での学びを活かしたロールプレイ演習