栄養センシティブ農業モデル村構築プロジェクト
Nutrition Sensitive Agriculture Model Village Establishment Project
実施中案件

- 国名
- エチオピア
- 事業
- 技術協力
- 課題
- 農業開発/農村開発
- 協力期間
- 2022年7月~2025年6月
プロジェクト紹介
エチオピアでは、高い栄養不良率による経済の減速が問題となっており、エチオピア政府は「栄養センシティブ農業(NSA)5」を推進し、2016年にはNSA戦略を策定しました。これに沿って作物生産・農業収入・女性のエンパワーメントを栄養改善の3本のパスウェイと捉え、母子の栄養改善を経て、健康で生産的な労働力を輩出し、国家の経済成長に向かうというプロセスを目指しています。本事業は、NSAモデル村設立実施体制を構築し、関連する担当農業職員を研修した上で、NSA介入を参加型手法により実施します。そして、その結果をスケールアップのために取りまとめ、文書化されることにより、NSAモデル村の設立を図ります。
(1) 上位目標
栄養センシティブ農業(NSA)モデル村のコンセプトがアムハラ州とオロミア州の他の村にスケールアップされる。
(2) プロジェクト目標
パイロットNSAモデル村がオロミア州及びアムハラ州で設立される。
成果1
パイロット NSA モデル村導入のための実施体制が国家 NSA 戦略に基づいて構築される。
成果2
パイロット NSA モデル村担当農業職員(州・Zone・Woreda・Kebele の各レベル)が NSAモデル村コンセプトについて研修を受ける。
成果3
パイロット NSA モデル村で NSA 介入が参加型方法によって実施される。
成果4
NSAモデル村で実践された活動が集積され、スケールアップのために取りまとめ、文書化される。