About Machine Translation

This site uses machine translation. Please note that it may not always be accurate and may differ from the original Japanese text.
This website uses a generative AI

キャリア開発プログラムが始まりました

ネパール人の若者の多くは、将来のキャリアを考える機会が少なく、キャリアの可能性についてごく限られた知識や情報しか持っていません。そこで、本プロジェクトでは、彼ら彼女らがキャリアの選択肢を理解し、将来のキャリアビジョンを描けるようになることを目的とする「キャリア開発プログラム」(Career Development Program : CDP)を、ネパールおよび日本において開始しました。CDPの主な対象は、ネパールの日本語学校に在籍してこれから日本へ渡航予定である学生と、日本で日本語学校もしくは専門学校や大学に在籍しているネパール人留学生です。CDPでは、日本での経験を活かして成功したネパール人起業家のキャリア事例の紹介を通して啓発し、自らのキャリアゴールを考えさせ、そこに至るためのアクションプランを立ててもらいます。

ネパールでの第1回目のセッションは、2024年4月1日~2日に、カトマンズにおける日本語学校Hayabusa Consultancy and Training Center Pvt. Ltd.で、同校のネパール人学生23名を対象に実施されました。また、日本での第1回目のセッションは、2024年6月12日と19日に、日本経済大学(福岡キャンパス)で、同校のネパール人学生36名を対象に実施されました。

参加者からは、日本語の先生、介護士、漫画作家、ソフトウェアエンジニア、弁護士といった様々なキャリアゴールと、そこに至るアクションプランが発表されました。女性の参加者からは、「自分の興味・関心について考えさせられ、自分自身の洋服に対するパッションを再確認することができ、ファッションデザイナーになるという夢を明確に持つことができるようになった」という声や、男性の参加者からは、「将来はネパールに戻り、農業への就業を目指したい。インターンシップやアルバイトを通じて、日本にいる間に農業技術を身につけたい」という声がありました。

今後は、ネパールと日本において、さらに多くの学校でプログラムを展開する予定です。

【画像】

ネパール人講師による講義の様子

【画像】

キャリア目標検討の様子