カンボジアにおける大気汚染リスク管理プラットフォームの構築
The Project for Establishment of Risk Management Platform for Air Pollution in Cambodia
実施中案件
- 国名
- カンボジア
- 事業
- 技術協力
- 課題
- 環境管理
- 協力期間
- 2022年7月~
プロジェクト紹介
カンボジアでは、急速な都市化や経済発展に伴い、環境基盤の整備不足に起因する様々な健康リスクが懸念されており、当国の国家方針の重要な柱として「経済発展と環境保全の両立」が掲げられています。特に近年では道路交通量の急激な増加や、無秩序な野焼きに加え、周辺国からの越境汚染等による大気汚染の悪化が進行してます。こうした状況において、当国政府にとって大気汚染状況、原因の特定把握、大気汚染対策、大気汚染に起因する健康リスク評価の体制構築は喫緊の課題となっています。
本事業は、大気汚染の現況・特性の把握のほか、モニタリングネットワーク化およびデータ管理システムの構築、環境リスク評価体制の構築、プラットフォームに関わる人材の育成を行います。これによって、大気汚染リスク管理プラットフォームの構築を図り、もって同プラットフォームの継続的な運用を行い、大気汚染防止・軽減に資する政策や計画策定に寄与することを目指すものです。
【上位目標】
大気汚染リスク管理プラットフォームが継続的に運用されている。
【プロジェクト目標】
カンボジアにおける大気汚染リスク管理プラットフォームが構築される。
【成果】
成果1
カンボジア大気汚染の現況および特性を把握できる体制が構築される。
成果2
測定局のオンラインネットワークおよびデータ管理システムが構築される。
成果3
環境リスク評価の体制が構築される。
成果4
大気汚染リスク管理プラットフォームに関わる人材が育成される。