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地方政府とともに考える都市浸水対策 ―現場の課題と日本の経験をつなぐ―

都市浸水対策の検討には、地方政府が抱える課題を把握することが重要です。本プロジェクトでは、2026年8月にJICA専門家がハノイ市とタイグエン省を訪問し、地方政府関係者との意見交換や現場確認を行いました。

ハノイ市では、都市排水施設と農業・水利施設を複数の機関が管理しており、既存施設をより効果的に連携して運用することが課題の一つです。一方、タイグエン省では、都市化に伴う雨水流出の増加に加え、河川、排水路、調整池、ポンプ場等を流域全体で計画・運用する方法へのニーズが確認されました。
JICA専門家は、大阪の寝屋川流域を例に、河川・下水道等の関係機関が雨量や水位を共有し、施設の操作規則に基づいて施設を運転する仕組みを設けていることを紹介しました。また、河川や排水施設の整備だけでなく、調整池や学校・公園等での雨水貯留・浸透を組み合わせる考え方も紹介しました。
これらの現場で得られた情報を、中央政府との政策対話にフィードバックすることで、「制度」と「現場」をつなぐ支援を進めていきます。

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タイグエン省建設局との政策対話

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ハノイ市  Thụy Phương 2調整池

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Thanh Liệt調節水門