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2022年度の本邦研修を実施しました

2023年2月20日から3月9日にかけて、第1回目となる本邦研修を実施しました。本研修においては7つの研究機関・大学にご協力いただき、KEMRIのカウンターパート3名がプロジェクト方針に資する知識や技術、情報を取得しました。ケニアへ帰国後すぐに開催されたJCC(Joint Coordination Committee:合同調整委員会)においては、その内容に基づいて計画されたプロジェクトの第2年次の計画案が承認されました。
長崎大学ではバイオセーフティレベル3及び4の実験室の運営、共同研究施設のあり方、Research Administrator (RA)の全体像やキャパシティ評価の方法論を学び、広島大学では、RAのグローバルな枠組みであるINORMSとのネットワークを構築し、山陽女子短期大学では、プロテオミクスに関する講義を受講し、プロジェクト参画協力が想定される教員との協力方針が検討されました。日本のRAをリードする組織である京都大学においては、RAを包括的・多角的に学び、同じくプロジェクト参画協力について検討されました。国立感染症研究所では、4つの講義を受講し、サーベイランスからゲノミクスまで感染症検出技術の最先端の状況を学ぶと同時に、今後の共同研究の可能性を協議しました。東北大学では、コロナの日本の対策、AIに基づくバイオバンク研究の最先端の技術を学び、NECにおいてもAI技術(指紋認証など)に基づく感染症への貢献分野を概観しました。
全対を通して、知識や技術の習得のみならず、今後の人材育成方針に資する情報を取得し、KEMRIの日本の組織との感染症研究ネットワーク構築の端緒となりました。実際に長崎大学・山陽女子短期大学・京都大学・INORMS(南アフリカ・デンマーク)からの具体的なプロジェクトへの参画、協力を確認し、現在協議が進んでいます。

各訪問先のWEB上に、研修時の様子が掲載されています。
https://ashbi.kyoto-u.ac.jp/ja/news/20230303_kemri_visitashbi/
https://iafp.africa.kyoto-u.ac.jp/20230303/
https://www.nagasaki-u.ac.jp/ja/news/news3879.html

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長崎大学・動物研究センターで説明を受ける参加者