カンボジアの子宮頸がん対策強化に向けて―日本の経験から学ぶ
2026年7月6日から14日にかけて、プロジェクトのカウンターパートであるカンボジア保健省、コンポンチャム州保健局および州病院の職員10名が、日本において実施した子宮頸がん対策に関する研修に参加しました。
参加者は、厚生労働省、横浜市立大学、横浜市役所、小関産婦人科医院、保健科学研究所、国立健康危機管理研究機構を訪問し、日本の保健医療体制、がん対策および子宮頸がん検診の取組みについて学びました。カンボジアと日本の保健医療制度の違いを理解しつつ、啓発、検体採取、検査機関でのHPV検査、細胞診、コルポスコピー診断および前がん病変の治療に至るまで、HPV検査を用いた子宮頸がん検診プログラムに関する知識と技術を習得しました。
現在、カンボジア保健省は、コンポンチャム州を含む7州において、HPV検査に基づく子宮頸がんプログラムの導入を進めています。本研修は、その実施に先立ち、日本の経験や知見を学ぶ有意義な機会となりました。研修の最後には、参加者が研修で得た学びをカンボジア国内における子宮頸がん対策の強化につなげるためのアクションプラン(行動計画)を発表しました。また、コンポンチャム州については、同プログラムの円滑な実施に向けた具体的なアクションプランを作成しました。
開講式
横浜市立大学での講義
横浜市役所での様子
小関産婦人科医院の視察
アクションプラン発表
研修員への修了証授与