保健省・JICAによるプロジェクト活動・成果の確認と今後の方針策定に向けて
2026年8月10日、カンボジア保健省において、プロジェクト・ダイレクターであるNgov Kang保健省長官をはじめとする保健省関係者とJICA関係者が集まり、2026年2月から7月までのプロジェクトの活動・成果の確認および今後の方針について協議しました。会議には、保健省から5名、JICAカンボジア事務所から2名、JICA NCD対策プロジェクトチームから5名が参加しました。
会議では、春山チーフアドバイザーおよび大滝NCD対策専門家が、同期間に実施した主要な活動とその成果について報告しました。具体的には、プロジェクトが作成支援した臨床指針や患者教育資材の国家承認取得、コンポンチャム州保健局・郡保健局・病院関係者との四半期NCD データ会議の開催、コンポンチャム州病院におけるHPV検査を用いた子宮頸がん検診の実施などが挙げられ、カウンターパートと成果や今後の課題を共有しました。
また、全国NCD電子医療記録(EMR)システムのデータおよび、それを用いたプロジェクト指標の測定に関する課題についても議論しました。課題の解決に向けて、保健省が主体的に取り組むことを確認し、今後の具体的な対応について意見を交わしました。
2024年2月のプロジェクト開始から約2年半が経過し、カンボジア保健省およびコンポンチャム州における高血圧・糖尿病、子宮頸がん対策の能力強化に向けた取り組みは着実に進展しています。
今後は、これまでの成果をさらに定着・発展させるとともに、プロジェクト終了後も現地で持続的に取り組みが実施されることを見据え、カンボジア保健省との協力を一層進めていきます。
Ngov Kang長官による開会の辞
会議の様子