国際シンポジウムを開催しました
2026年2月10日、「モンゴル日本病院における病院運営管理及び医療人材教育機能強化プロジェクト」の一環として、大学病院制度の発展をテーマとした国際シンポジウムが開催されました。本シンポジウムには、教育大臣、保健大臣、国会議員をはじめ、モンゴル国立医科大学の学長・副学長・研究部長、保健開発センター長、各国立病院の院長、モンゴル日本病院の院長・副院長など、モンゴルの保健医療界を牽引するリーダーを中心に、延べ120名を超える関係者が参加し、本テーマへの高い関心が示されました。
シンポジウム冒頭では、プロジェクトチームの苛原専門家より、モンゴル国の保健医療向上のために大学病院が担うべき「診療・教育・研究・地域医療」という4つの大きな役割について共有がなされました。続いて、プロジェクトチームの赤池総括、西岡専門家が登壇し、日本における卒前教育から初期臨床研修、専門研修へと連続する人材育成の仕組みや、臨床現場における経験・知見を研究へ発展させる取り組みなどについて講演を行いました。
また、大学病院における卒後研修の課題にも焦点が当てられ、研修制度の整備や指導体制の強化がいかに重要であるかについて、参加者の間で共通の認識が形成されました。あわせて、モンゴル日本病院が大学病院として発展していくための課題についても活発な議論が交わされ、教育・研究・診療体制の綿密な連携や次世代を担う医療人材育成のあり方などについて理解を深める貴重な機会となりました。
同日は、現地メディアによる取材も行われ、モンゴルにおける大学病院制度への関心の高さが改めて浮き彫りとなりました。本シンポジウムを通じて得られた知見や共有された方向性は今後のモンゴルの保健医療を支える貴重な基盤になることが期待されます。
現地メディアの紹介(動画)
NTV
https://www.youtube.com/watch?v=UPSUY31Mgws
TV9
https://www.facebook.com/reel/926293223343065
Naranbayar教育大臣による開会挨拶
赤池総括による大学病院における初期研修についての講演
Tserendagva副学長によるモンゴルにおける大学病院制度の現状と課題についての講演
西岡専門家による大学病院における研究機能に関する講演
苛原専門家とBayasgalan病院長とのディスカッションの様子
講演に聞き入る来場者の方々(日本語・モンゴル語の同時通訳により開催された)
来場者との集合写真
複数の現地メディアからの取材